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決定力・クッション・崩し

 

 

 

この記事リスペクト

 

三要素のすくみと優劣はZのせいでケースバイケースになってるとは思うけれど、度重なるパラメータインフレによって先に1体を落とすこと、落とされないことが重要になりがちで、単体のみで何体も持っていくことを主眼とする戦術が淘汰されつつあるのは変わらないから、この戦術サンプルが理にかなっていてすごく強いように感じる

 

 

高い素早さや決定力、豊富な耐性や数値、特性などの要因から不特定多数のポケモンの前で行動ができて、それに伴う1対1の状況で勝てる可能性の高さ、勝てる範囲の広さ、伴い牽制、複数体を持っていく総合的な可能性の高さを単体性能と定義したときに、

ここでいう決定力や崩しの役割になりやすいポケモンは単体性能がある程度高いことが多いけれど、単体性能が高まるという状態はそれに応じて相手のワンパンで沈む範囲を少なからず持つということにもなりがちで(特にZ技の存在で)、個が持つ優劣、純粋な単体性能でのせめぎ合いには当然のように限界が生じる

 

そんな中で交代を拒むようであればそれに応じた選出の難易度や、勝ち筋や負け筋に対する想像力のハードル、経験則によるハードルも当然のように上がってくるわけで、それこそカードプールが増えてしまえばどちらが相手に依存しているのか、相手を信用している戦術かどうかなんてものは実際には分かったものでもなかったりもする(もちろん絶対的な強みと言っていいほどの性能を持つポケモンが存在する環境なら話は違うけれど、Z技の存在はそのあたりの優劣をことごとく潰していることもまた事実ではある)

 

 

そこでより単純に、簡単に考えるためにクッションに引くという選択肢は『Z技が存在するからこそ』出てくるけれど、

『目の前のポケモンに突っ張られても引かれても一貫しやすい行動(安全行動でも安定行動でもある行動)をクッションが取れる』という状態は相変わらずめちゃくちゃ強い

 

一番強い例はカバルドンの欠伸で、これよりきれいな例は正直これから先で見つかる気がしないけれど、他に例を出すとクレセリアの毒々、耐久振り化身ボルトロスボルトチェンジ(不特定多数の前で打てる電磁波の牽制)、チョッキ霊獣ランドロスの蜻蛉帰り(不特定多数に一貫しやすい岩石封じ、叩き落とすの牽制)などが過去にはあった

 

 

いずれも、安全行動でも安定行動でもあり、目の前のポケモン、交代先のポケモンに一貫しやすい変化技や先制技(テテフの影響で先制技は怪しいけれど)、もしくは高い決定力やストッパーになりやすい性能によって、不特定多数の1体を間接的に持っていく手段があること(これまでだとステルスロック+ハッサムバレットパンチクレセリアの毒々+メガガルーラ猫騙しなど)、

またそのせいで想定しにくいポケモン、想定しにくい型に対して(変なポケモンに対して)総じて強く、深く考えずに動かしても完敗は珍しくなるだけの安定感があること(勝利への再現性の取りやすさ)がなるべく簡単に勝っていくための条件の一例だと思う(力を入れずに力を使うということ)

 

 

最近はクッションが持つ一貫行動にトリックルームを選ぶ形をいくつか考えていたけれど、トリル下で動けるような取り巻きが不特定多数の状況下で単体性能を落とさないというケースがそもそも限られてしまっていて、そのあたりを戦略的に克服するのがすごく難しかった(悪くない条件で満たせるのがHB配分の眼鏡テテフくらいだった)

 

昨今は単体考察のような後方支援的な単体でのサンプルに目新しいものがZ技の存在もあって生まれにくいから、そろそろ俯瞰してこういう組織、複数体での戦術サンプルに目を向けて、新たな定義を作っていくのもおもしろいと思う(もちろんどこの誰が見ても分かるような、対戦経験やリテラシーを問わないような顕在的な定義ではない以上は難しさが多々あって現実的ではないけれど)

 

 

 

 

 

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